「一般社団法人ミャンマー人材開発機構」はミャンマーの有力教育機関と全面業務提携し、ヤンゴン市内に教育施設と有能な教師陣を設定し、日本の現場に合わせたキメの細かい研修カリキュラムを確立しております。勿論日本語教育も6ヵ月間充実しており、指示された内容をきちんと理解し、そして正しく報告する能力を養成いたします。 ミャンマーの若者達はこれまで、中近東やアセアン諸国に安価な労働者として出稼ぎ的な就労が主でした。2013年5月に日本とミャンマー間で取り交わされた実習生派遣に関するR/D締結は、そうした不遇な若者達に一筋の明かりと夢を与えるものであります。日本で技術の習得に努め、帰国後は有為な人材として将来の国創りに大きな役割を果たすことが出来るようになります。

実習風景の見学、高い評価と感想の声

65-04-031月31日、JETROヤンゴン事務所を後にした我々一行は、面接を通った実習生が塗装や防水の作業を学んでいる、ヤンゴン郊外のアウンパラヒータ寺院に移動しました。
この寺院は約2,500人の生徒数を持つ学校を兼ねています。さらには台風で親を失くし、家を飛ばされてしまった子ども、橋の下で暮らしていた子どもなど60人以上の孤児を僧侶が預かって育てています。
こうした活動の資金源の多くは寄付で賄われているそうです。ツアー参加者からも少なからず寄付をさせていただきました。代表者の僧侶はミャンマー人を技能実習生として受け入れる改修業界の代表らに対し、「若者には技術を、さらには教育を含め子どもたちの未来への援助もお願いしたい」と通訳をとおして話していました。
全建センターでは、金銭的な寄付だけではなく、学校そのものを実習の教材として修繕工事を行わせてもらっています。無償で学校がきれいになる、実技の場が与えられるなど、寺院や全建センター双方にメリットがあることが目的です。
さて、面接をとおり、技能実習生としてカリキュラムをこなしている若者たちの実習風景の見学です。日本の企業のトップが見学に来たとあって、やや緊張ぎみのようでしたが、参加者からは「ずいぶん上手だな」「うまい子だけ実践してみせているのでは?」などとかなり高い評価と感想の声をいただきました。
彼らはここで塗装、防水の技術を学び、日本にやってきます。マンション改修業界が国際貢献していくための第一歩と考えられる、2015年1月の視察ツアーはこの寺院を最後にスケジュールを終えました。(大規模修繕工事新聞 第65号)

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