「一般社団法人ミャンマー人材開発機構」はミャンマーの有力教育機関と全面業務提携し、ヤンゴン市内に教育施設と有能な教師陣を設定し、日本の現場に合わせたキメの細かい研修カリキュラムを確立しております。勿論日本語教育も6ヵ月間充実しており、指示された内容をきちんと理解し、そして正しく報告する能力を養成いたします。 ミャンマーの若者達はこれまで、中近東やアセアン諸国に安価な労働者として出稼ぎ的な就労が主でした。2013年5月に日本とミャンマー間で取り交わされた実習生派遣に関するR/D締結は、そうした不遇な若者達に一筋の明かりと夢を与えるものであります。日本で技術の習得に努め、帰国後は有為な人材として将来の国創りに大きな役割を果たすことが出来るようになります。

ミャンマー技能実習生は高評価!

建装工業㈱は9月21日、東京・港区のTKP新橋汐留ビジネスセンターで、ミャンマー技能実習生意見交換会を開きました。 建装工業では協力会社3社が先陣を切り、ミャンマー技能実習生10人を受け入れ。2015年9月30日に全国建物調査診断センターのミャンマー人材開発機構における技能実施教育カリキュラムを経て来日しました。その後、長野・飯田市にあるSIE協同組合のSIE講習センターでの日本語教育期間を経て、受け入れ企業に配属されています。成田空港に着いてから約1年。日本の習慣にも慣れ初めてきた時期でもあり、実習の進捗状況や私生活での出来事、意見・要望などを話し合いました。 建装工業首都圏マンションリニューアル事業部では「受け入れ企業となった3社で、ミャンマーからの実習生は全体的に高評価であり、今後協力会社各社にも周知して活用を広げていきたい」としています。

意見交換会はTKP新橋汐留ビジネスセンターのミーティングルームで実施

建装工業の協力会社がミャンマーからの技能実習生を受け入れて約1年が経過。仕事や日本の生活、習慣にも慣れてきたころです。 9月21日の意見交換会では、実習生、受け入れ企業社長らとともに日本での実習の進捗状況や生活での出来事や要望など交流の場を設けました。 まず、技能実習生から、「刷毛やローラーの使い方が慣れてきた」「さび止め塗装を覚えた」「ミャンマーにも日本の技術を伝えたい」など、仕事に対する興味、感動、将来への積極的な発言が飛び出しました。 日本の暮らしについては、「トイレがどこにでもある」「建物等のインフラや色々な物がたくさんある」「規則正しい生活に驚いた」「食べ物がおいしい」「日本人は皆親切」など、少しずつ慣れてきていることがわかりました。 受け入れ企業は3社。㈱春成塗装・春成社長は「雇入れ前は不安だったが、雇入れてみてよかった。仕事は真面目にやってくれている。逆に日本のゼネコンの現場での外国人の受け入れ態勢が不満である」。㈱さがみ塗装工業・田邉社長は「ミャンマーからの実習生は戦力になっている。休日は社員と共に富士急ハイランドやキャンプへ行き親交を深めている」。㈱大和・鈴木社長も「実習生だからと簡単な雑用やレベルの低い仕事はさせず、あえて日本人の職人と同等に扱い大型現場にも意図的に行かせている、仕事面でも日本人同様何でもやらせて、経験を積ませている」など、全体的に高評価をいただきました。 実際、日本語レベルが格段に向上している実習生も多く、勉強熱心で日本とその技術をリスペクトしている様子がうかがえるようです。さらに「仏教国で非常に礼儀正しいのも好印象」という見方もあるようです。 全建センター・ミャンマー人材開発機構では塗装、防水に次いでタイル工の技能実習教育も開始。日本人の若者が職人離れしている現状を踏まえ、ミャンマーを拠点に外国人技能実習制度を積極的に推進していきます。

(大規模修繕工事新聞 第83号)

 実習生の出席は 7人。日本での暮らし について「トイレがどこにでもある 」など驚きの声も
実習生からは「教わった技術をミャンマーで生かしたい」という発言も
真摯に耳を傾ける受け入れ企業の社長たち
最後に記念撮影。このあとは場所を居酒屋に移して懇親会を行った